■東急 200形 ● 高性能車 ● 軌道車両 ● モノコック低床式 ● 連接車構造 ● 玉川線 1955年 から軌道区間の玉川線に登場した車両です。 1955年当時、 老朽化した木造車デハ20形を淘汰させ近代化を図るために当時の最新技術を結集した車両として製造されました。 　●モノコック構造の採用による軽量化 　●カルダン駆動 　●超低床構造の採用 　●可動式のドアステップの導入 　●2車体3台車の連接車スタイル と44年後に登場する300系の先駆けを彷佛とした斬新なものでした。 正面デザイン は当時流行の湘南型2枚窓、車内の座席はロングシートで運転台と反対側(右側)の正面窓まであり、展望列車として子供達に人気がありペコちゃん＆タルゴという愛称で親しまれました。 1969年 玉川線の部分廃止、世田谷線化とともにメンテナンスに手間がかかる理由で廃車となり、わずか14年間の活躍で終焉しました。 現在「電車とバスの博物館」で204号が保存されております。 イラストは1969年頃の姿です。 ●サイドビュー・イラストはこちらへ ●拡大イラストはこちらへ ※玉川線とは 玉電という愛称で親しまれ、 　●渋谷-二子玉川園、渋谷-下高井戸 　　(ともに三軒茶屋で分岐) 　●二子玉川園から支線の砧線 で構成された軌道区間の路線です。 高度経済成長とともに車の交通量が増え1969年(三軒茶屋-下高井戸・区間)以外の全ての路線が廃止となり、残った路線区間(三軒茶屋-下高井戸)が現在の世田谷線となっています。 また1977年「新しい玉川線」として玉電と同ルートで地下化した新玉川線(渋谷ー二子玉川園)が開通し現在に至ります。 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)