■西武 5000系 ● 高性能車 ● 特急レッドアロー号 5000系は 西武秩父線開業用に西武初の本格的特急型車両として1969年から登場した車両でレッドアロー号と呼ばれました。 デザインは大変特徴のある非貫通パノラミック・ウィンド、窓下のステンレスエッチング板、四個の前照燈で他社にも影響を与えました。性能は101系と同様で最高時速110kmを誇ります。冷房装置は当初から設置され窓も開かないようになっています。 レッドアロー号は秩父観光客向けとして登場しましたが、利用客は全席指定で快適に帰りたい所沢、飯能までの通勤客が大半でした。 特急の種類は｢ちちぶ｣｢むさし｣｢おくちちぶ｣と3種類あり｢ちちぶ｣は西武秩父行き、｢むさし｣は飯能止まり、本数が少ない｢おくちちぶ｣は西武新宿発秩父行きです。 1994年から10000系が導入し、完全に本線から退きました。現在一部の車両は富山地方鉄道で活躍しております。 ■拡大イラストはこちらへ 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)