■南海電鉄 1000系 (2代目) ● VVVFインバータ制御 ● 通勤形 ● 南海本線 ● 高野線 ● 軽量ステンレスカー ● IGBT素子VVVFインバータ制御(2016〜) 1992年 9000系の後継系列として南海本線に登場した4扉の通勤型電車です。 量産は6次車の2001年までと多岐に渡り計76両、第1次車(1992年)、第2次?5次車(1994年?2000年)、6次車(50番台)(2001年)の3つのグループで構成されています。 高野線大運転用2000系(2扉車)をベースに軽量ステンレスを採用しつつ1994年、開港の関西国際空港の空港線開業に先立ち新たなコーポレートカラーを制定して、この形式からブルーとオレンジの現行色となりました。その後他形式の電車も順次1000系と同じ外装色に変更されています。 同一形式ながら1992年登場の1次車の横幅は2744mmでしたが、1994年空港線開業に合わせて2次車以降から2850mmに変更、2001年登場の6次車(50番台)ではブルーとオレンジの帯以外無塗装車とそれぞれ差異があります。 正面デザインはFRP製の2000系をベースにしているため若干似ていますが、貫通扉の上部が傾斜し、両窓部分も傾斜した複雑な構造となってスピード感を演出しています。標識灯はLEDを採用、2018年からヘッドライトもLEDに交換されています。 2016年からリニューアル工事を開始して、方向幕のフルカラーLEDに変更、VVVF装置のIGBT-VVVFへの変更、パンタグラフをシングルアームに交換、車内案内ディスプレイなどの車内設備も8300系に準じたものにグレードアップされました。 ■拡大イラストはこちらへ 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)