■近鉄 8000系 ● 高性能車 ● 大型車両 ● 奈良線 1964年 大型車両対応可能にした奈良線の新生駒トンネル開通とともに登場した車両です。 車両デザインは900系を踏襲した20m級両引き4扉、サッシュレス窓、裾絞り形の大型車両です。後に登場する8400系、8600系、8800系も同様のデザインを踏襲されています。 登場当初、外装色はベージュ色で窓下に青い帯というカラーリングでしたが、数年後マルーンレッド一色に変更されました。1980年代後半から現行のシルキーホワイトとマールンレッドのツートンカラーに変貌しております。 製造は1964年から80年までと16年間続き多種多様なタイプが登場し、1968年アルミ試作車も登場しています。 時代の変化とともに冷房化、前面サボを廃止し行き先表示器が開設されたり外板の張り替え、外装色、回生制動化など性能も含め様々な改造・改良を行って来ました。 全盛期は206両を誇る大世帯形式車両でしたが、21世紀になると「シリーズ21」車両の登場に伴い廃車が発生しました。 ※イラストは1979年頃の非冷房時代です。 ■8000系の外観バリエーションはこちらへ ■拡大イラストはこちらへ 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)