■近鉄 2800系 ● 高性能車 ● 冷房車　● 大阪線 ● 名古屋線 1972年 冷房搭載車として大阪線に登場した車両です。 同時期に冷房搭載のクロスシート車2610系が登場し、2800系はそのロングシートバージョンです。大阪線がメインですが一部名古屋線所属もあります。 基本的なデザインはラインデリア車2410系、2600系とさほど変わりませんが、冷房機搭載により屋根の形状が変更され丸みを帯び若干天地も高くなって印象が変わりました。 製造は1979年まで続き、1973年から前面に行先表示器が装備されるようになり、同時に運転席窓の下にあったサボ受けが最初からないものとなりました。 1980年代後半から外装色を変更し、1989年、1997年〜98年一部の車両がL/Cカー(※)に改造され、それに伴いトイレも設置されました。 (※L/Cカーとはロングシート、クロスシートの両方に転換可能な車両のことです) 1993〜98年にかけて車体修繕工事が行われ側面にも行き先表示器が開設され、2008年から2016年にかけても転落防止幌、車イススペースなどの修繕工事が行われました。 2006年7月一部廃車されています。 ※イラストは1979年頃です。 ■2800系の外観バリエーションはこちらへ ■拡大イラストはこちらへ 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)