■近鉄 11400系 ● 高性能車 ● 特急 ● 新エースカー 1963年 吊り掛け式の旧性能特急車両置換えを増強するために10400系をさらに改良した増備車として登場、新エースカーと呼ばれました。 外装デザインは10400系を基本にしていますが、正面の助手席窓が運転台窓と同じ高さで左右対称になり、ユニットクーラーを採用したことで屋根の形状が変更され低いものとなっています。 客室内設備も改良され、回転クロスシート、シートラジオの装備(後に撤去)、シートピッチが950mm拡大されより快適なものとなりました。 性能面もモーターは145kW X 4にパワーアップされたものとなってます。 製造は1969年まで続き計42両の所帯で、万博70のために製造された最終増備車11520形は12200系と同時期だったため、それに準じた外装デザイン、室内設備となっております。 1977年から前面に排障器(スカート)が取り付けられ、1980年から特急のヘッドマークが30000系に準じたものに交換され、正面の外装色も12200系に準じたものに改造されました。 1993年から廃車が始まり1997年に引退しました。 イラストは1977年頃です。 ■拡大イラストはこちらへ 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)