■阪神 3801形・3901形 ● 高性能車 ● 赤胴車 ● 特急・急行形 ● 冷房車 ● 抵抗制御車 ● 8701・8801・8901形改番(1986) ● 7890・7990形改番(1986) 1974年 から阪神電鉄に登場した急行系電車です。 外観デザインは7001形・7101形を基本としていますが、客用窓はユニットサッシを採用、車高が少し低くなり、車体本体の高さも2640mmと低くなって8000系タイプIまで継承されたサイズです。 1974年2編成8両、1977年1編成4両の計12両量産。1977年製は運転台の奥行きが10cm長くなり、行先表示板も装備され以降の新造車の標準となりジェットカー5001系(1977年登場)は同一の車体です。 第1編成3901Fは故障が多発され原因不明の脱線事故が相次いでいました。1985年山陽本線 「須磨寺 - 月見山」間の脱線事故を機に運行停止扱い、やがて翌年1986年3月13日廃車となりました。 1986年夏、併結した3501形と3901Fの廃車を機に組成変更及び改番が行われ、本線用6両編成1本が8701・8801・8901形、武庫川線用2両編成1本が7890・7990形と形式名が変わりました。この改番により3801・3901形の形式は消滅しています。 引退は本線用8701・8801・8901形は2008年(2009年廃車)、武庫川線用7890・7990形は2020年です。 イラストは1985年頃です。 ■拡大イラストはこちらへ 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)