■国鉄 JR EF65形 1000番台(PF形) ● 直流用電気機関車 ● 寝台特急さくら ● 吊り掛け式 1965年 からEF60形3次車をベースにした直流電気機関車として登場しました。 EF65形は貨物用の0番台、寝台特急牽引用500番台(P形)、貨物用500番台(F形)、そして500番台(F形)の性能を持ち合わせた寝台特急と貨物用を備え兼ねた1000番台(PF形)の4種類あります。 量産は1965年から1979年まで計308両と国鉄電気機関車史上最多を誇る大世帯でした。 このイラストは1000番台(PF形)寝台特急さくら号で、映画「皇帝のいない8月(松竹1978年)」テレビドラマ「鉄道公安官(テレビ朝日・東映1979年)」など様々な映像作品に登場し、ブルートレインのイメージを色濃く持った電気機関車です。 寝台特急ブルートレインを始めとした旅客列車・貨物列車の両方を備え兼ねた性能で1969年から1979年まで量産されました。「PF形」は「Passenger(客車)」「 Freight(貨物)」の頭文字を取ったものです。 貨物用500番台(F形)の重連運転が可能な性能を持ち合わせて500番台(P形)よりも正面の機器が賑やかとなっており、正面は貫通扉式と印象が変わりました。 2006年3月「出雲」廃止で寝台特急の運用は終了、2008年3月「銀河」廃止で定期旅客列車の牽引運用は全て終了しました。 イラストは1979年頃です。 ■EF65形の外観バリエーションはこちらへ ■拡大イラストはこちらへ 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)