■寝台客車 20系 20系は1958年ブルートレインの元祖ともいえる近代設備を備えた寝台客車として登場した車両です。当時は「走るホテル」とも呼ばれました。 最近まで活躍したブルートレインのユニットシステム(電源車から一括供給)の初であり、全車空調装置の装備・完全電化食堂車と画期的なものでした。 デザインは軽量化を計ったもので現在でも見劣りしないモダンなものとなっております。 1958年特急「あさかぜ」(東京 - 博多間)の運行をはじめ「みずほ」など主要特急で活躍しました。 ただ全盛期は長く続かず、性能等の改善化も必至となり1972年14系、73年24系グループの登場により活躍の場は狭まり1970年代後半メインの寝台特急から引退しております。 1986年定期運用から完全撤退。1998年完全廃車となりました。 現在大宮の鉄道博物館にて保存されています。 更に詳しく知りたい方はこちらへ(wiki)